庭師の考える現代の庭、問いかけ

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茶会の後は庭仕事

先日行われた京都吉田山大茶会にこられた方有難うございました。
「ずーっと座りっぱなしで足大丈夫?」とか、
「茶筌振りっぱなしで腱鞘炎にならない?」とか、
心配してくださる方もみえましたが、あれぐらい何でもありません。
楽しい時を過ごせて感謝しております。
来年もまた、時を得れば参加したいと思っております。

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今日もまた
木を積み
石積み
道具積み
茶席になったが
あれはマコトか



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by tsuchiyasakutei | 2017-06-09 23:15

大茶湯

大茶湯といえば秀吉が開いた北野大茶湯が有名です。
茶の湯執心とあれば身分を問わず参加せよとのおふれ。
この時の茶席は1000もあったとか。

大正の頃に益田鈍翁が開いた御殿山茶湯も知られています。
ただ、こちらは誰でもというわけではなく15の茶席がかかり、参加者は当時の紳士淑女500人ほど。
特筆すべきは我が尾州久田流の祖、下村実栗もここで一席もったこと。
「茶味の点より云えば、この席が当大茶湯の圧巻なり」と評されました。

さて、今年で8回目となる京都吉田山大茶会。
出展数は40ほど。茶席だけでなく茶葉の販売など様々で開放的な雰囲気が魅力です。
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私は昨年に続き2回目の参加。
軽トラを乗り入れて私なりの茶味で一席設けます。
皆様のお越しをお待ちしております。


H29.6.3(土)、4(日)
京都吉田神社境内






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by tsuchiyasakutei | 2017-05-20 23:59

街路樹色々

同窓会がありまして仙台に行って参りました。
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相変わらず素晴らしい欅並木で、新緑が本当にきれいです。
おぼろげな記憶よりだいぶ大きくて、時の流れを感じます。
同窓会で会う久々の面々にも同じことを感じます。
基本的には変わりませんが、同じではありません。
皆元気で楽しい時を過ごしました。
懐かしく、愛おしく、そしてどこか寂しい。
どうも表現しにくい感情がありました。

昨年に東京の表参道の欅も見てきたので、その時の写真も載せます。
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これも見事な欅ですが、幹の太さからみると仙台よりは若いようです。


奈良にも大宮通りと呼ばれる大幹線に欅並木があります。
残念ながら写真には載せません。
いつの日か・・。



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by tsuchiyasakutei | 2017-05-17 22:29

お茶の話(H29新春)

こたつ茶会を終えて

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今年もたくさんの方に来ていただき有難うございました。
遅ればせながら御礼を申し上げます。
今回は私なりにだいぶ飛躍したと思っております。
現代の茶道では当たり前になっている運び点前をつきつめて、釜、炉という動かしがたい道具さえも動かすことにより、私は自由を感じました。
気持ちとしては野点のようなものです。どこでお茶をたてようか。あそこか、ここか、という気分。
実際には限られた6畳の部屋ですから場所はほぼ決まっているのですが、私はとても自由でした。
お客様も点前の気楽さを感じられたことと思います。
今後、機会があればまた試みてみたいと考えております。

珠光茶会
奈良市が主催して今年で4回目となる本茶会の「七流派おもてなしの共演」という企画にお手伝いとして参加致しました。
これは各流派が同じ場所で、同時に点前を披露するという企画で、流派ごとに異なる点前が一目瞭然となります。
点前される方が舞台で、客は観客席から見学という感じです。
お点前の説明会のような雰囲気で、茶会とは言えませんが、いっそ割り切って点前勉強会会場と捉えれば楽しい企画です。
お客様の数も決まっているため混雑することもなく好きな見方ができます。
点前の多様さを語るのも茶の楽しみの一つです。


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by tsuchiyasakutei | 2017-03-05 21:30

こたつ茶会(H29)

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珠光に始まる侘び茶とはどういうお茶なのでしょうか。
侘び茶を大成させた千利休は当時行われていた名物道具を主体にした茶会ではなく、
主客の交わりを主とし、道具を従とする茶会をしています。
千利休の弟子の山上宗二は「侘数寄と云うは、一物を持たざる者。胸の覚悟一つ、作分一つ、手柄一つ、この三カ条調おる者を云う也。」と記しています。
つまり、名物道具を持っていな者。茶の湯への覚悟、茶会での作意・工夫、点前の技量、この三つが備わっている者。これらを侘数寄者と定義しています。
ここで、侘数寄とは侘び茶と同義です。

こたつ茶会も4回目。
この度は私なりの侘数寄をこたつ茶会で実践したいと考えております。
本茶会に堅苦しい作法はありません。
皆様のお越しをお待ちしております。

     日時:平成29年1月15日、16日
     場所:空櫁

なお、上記の侘数寄の捉え方は神津朝生氏の「千利休のわびとは何か」(角川ソフィア文庫)から学んだことです。


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by tsuchiyasakutei | 2016-11-14 17:47

夏の思い出(H28)

真夏の工事

「暑かったな〜」と、余裕を持って語れる気候になりました。
写真は7月。どうってことないように見えますが厳しい日々でした。

冷麦茶
つがれても
つがれても
いつも空コップ
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野間の大けやき

能勢町を訪問。同乗者が「あれかな?」と、巨大な緑を指差す。
運転中の私がチラリと見るとモコモコ樹形で、ケヤキらしい伸びやかさがない。
「違う。楠か何かかな」と通り過ぎる。
でもやっぱりそのようで、戻ってきてケヤキと対面。
圧巻で言葉もありません。
分かっているつもりの底の浅さに反省。
しかし、ここまでくるとケヤキという一般名称では無理があります。
固有名詞で呼ぶことが必要です。
野間の大けやき
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えちごトキめき鉄道

新潟の糸魚川から直江津まで、日本海ひすいラインに乗りました。
北陸新幹線開通により取り残された感じの在来線区間です。
ワンマン運転で整理券があり、下車の際は自分でドアを開けます。
草の生える無人駅から寂しさを感じない訳にはいきません。
ですが、どこか地に着いた安心感がありました。
電車を運行する方や乗客の地元の学生達。
生活路線とでも言えば良いのか。
東京基準の新幹線から外れてホッとしている。
つま先立ちから素顔に戻って、「よし!これから!」
そんな印象でした。
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by tsuchiyasakutei | 2016-09-20 17:47

吉田山大茶会を終えて

本茶会は茶葉の生産者や販売者が多い中で私の出展はやや異質かもしれないとは思っていたものの、多くの方に喜んでいただき参加して良かったと思っております
軽トラ席は5年ほど前に遠方で茶会を開くときに始めたものです。
ただ、荒い外見に流されぬよう中身は濃くしたつもりです。
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様々な感想の中で「地下足袋姿に開き直りを感じた。そこがいい。」とのコメントもいただきました。
伝統的な茶道にも大いに興味はありますが、そこから少しずれたところが私の場ではないかと考えています。
そこを了解してくださったようで嬉しい一言でした。





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by tsuchiyasakutei | 2016-06-12 21:56

京都吉田山大茶会

茶会に参加いたします。
茶会といってもかしこまってお抹茶を一服という感じではありません。
屋外で日本茶、中国茶に限らず珍しいお茶が色々出展されて試飲や茶葉を求めることもできる茶会です。
茶席も幾つかありまして、私は抹茶で一席設けます。
かつて旅人に一服一銭で茶を振るまったという売茶翁の気分で
移動可能な軽トラ席を持ち込みます。
どうぞお立ち寄りください。

開催日時:平成28年 5月28日、29日  10:00〜17:00
開催場所:京都吉田神社境内

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昨年度の様子


遅ればせながら年始に開いたこたつ茶会の御礼を申し上げます。
今回、こたつの中にも多少改まった雰囲気を持たせたいという希望は達成されたのではないかと感じております。
多くの方に参加いただき有難うございました。

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餅を包んだ和紙で折られたお客様の置き土産がありました。





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by tsuchiyasakutei | 2016-04-07 11:10

わかっちゃーいねーよ!


この夏に滋賀の山に入って川遊びをしてきました。
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カヌー遊び、バーベキュウ、釣り、焚火、酒と、盛りだくさん。
夏の楽しみです。

行ったのはお盆前で猛暑の日々が続いている最中。
川べりは涼しく下界に降りての庭仕事を思った時やや憂鬱になったのですが、降りてみると暑くない。
川遊びをしているうちに猛暑が過ぎ去ったのか?
いやいや暑さの振り戻しはまだまだあるぞと、気を許さずに過ごすうちにどうやら秋になりました。
ここひと月は雨さえない秋晴れが続く毎日で、遊びも仕事も快適そのもの。
今年の秋は長い。

少し思い返してみると、2、3年前に秋がとても短い年もありました。
その時にこれからの日本に四季はなく二季になっていくのだと聞かされました。
その言葉は現実味を帯びていて、私も暑さと寒さしかない庭仕事の行く末を案じたものです。

ところがどっこい今年の秋の長さはどうでしょう。

わかっちゃーいねぇんだなぁと。

私は現代文明を非難するつもりはありません。その恩恵に十分浴しているし、感謝もしています。
でも、何でもわかっている、説明できる訳ではなかったのです。
私はそこに安堵を覚え、ホッとして、良かったとさえ思っています。


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秋の一コマ。 木蓮の高枝に鳩が巣作り。
剪定仕事の合間に隣の木から約1mの距離で携帯で撮ったもの。
今年、この木蓮の剪定は見送られました。







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by tsuchiyasakutei | 2015-10-28 16:08

冬の楽しみ

先日のこたつ茶会は屋内での冬の楽しみを幾つか用意しましたが、先週に屋外での冬の楽しみを味わってきました。大峯山系への冬の登山です。
朝5時に奈良を出てテント1泊で弥山(標高1895m)登頂を計画。天川村役場(標高607m)から歩き始め最初は森の中の急斜面を登ります。まばらだった雪景色も1000mを超えるあたりから見渡す限り真っ白となり随分と寒く、樹氷も観察できました。
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小枝に吹き付けられた雪が重なっています


雪山は道が消えているのでルート取りには注意を要しますが、その雪ゆえに見ることの出来る景色があります。それはきれいなもので、美しいと言ってもいい。でもそれだけではない怖さを感じます。少し風が強く吹いたり、雪が降れば景色どころではありません。人にとって厳しく、危険な場所へと様変わりするのです。
自然の圧倒的な強さの中で非力を感じつつ、でも一歩一歩に自分を確認しつつ歩を進めます。
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先行するDさん

景色に見惚れすぎたという訳でもないのですがゆっくり歩いていたら登頂はとても無理ということになり、早々にテントを張って宴会です。酔いも進んできて「じゃあ二軒目に行こう!」ともいかず、身動きのとれないテントの中で楽しい時を過ごし、就寝。風の音に不安を感じながらもいつしか熟睡。翌朝は定番のラーメンを食べて下山しました。
天河大弁財天社にお参りして温泉へ。湯の中で幸せをしみじみと味わいました。
冬山は怖いけれどそれゆえに何か覚醒されるものがあります。

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by tsuchiyasakutei | 2015-02-08 17:46

奈良で庭の仕事をしています。
by tsuchiyasakutei
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