庭師の考える現代の庭、問いかけ

カテゴリ:茶道( 14 )




こたつ茶会

年明けに奈良市高畑の空櫁さんでこたつ茶会をします。三回目になります。空櫁さんのブログにも記しましたが、今回は少し襟を正した会を考えています。肩肘の張らない楽しい茶会をするために用意しているこたつですが、気楽であれば良いのか? 心地よい緊張感というものもあるではないか? という思いもあり、今回は少し茶会風に致します。興味のある方のお越しをお待ちしています。
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by tsuchiyasakutei | 2015-12-27 00:25 | 茶道

こたつ茶会を終えて

2日間のこたつ茶会を無事に終えることができました。
初日はほぼ満席。2日目は余裕ありましたが平日ならではのお客様を迎え楽しい会となりました。
参加して下さった方々には改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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お茶には決まり事が多くあります。特に作法がうるさいので慣れないと堅苦しさばかりでお茶の味もわからないようなことがあります。
でも、それではつまらないので、その決まり事をなるべく取り去って、ただお茶を楽しむ場としてこたつ茶会を開かせていただいています。
このような茶会は様々な人が来て下さり、とても楽しいのでまた機会があれば開きたいと思っています。
また、これとは別に正式な茶室での茶会もやりたいと考え始めています。
時には少し襟を正すような場があってもいいのではないかと。
おいおい考えていきます。


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by tsuchiyasakutei | 2015-01-28 23:10 | 茶道

抹茶の研究

お茶の縁で面白い本に出会いました。
「抹茶の研究」著者は桑原秀樹氏。農文協プロダクション。3000円。
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まえがきに「茶道にとってなくてはならないものであるのに、これまで書かれてこなかった碾茶、抹茶の進化の過程が少しでも明らかになったと思っています」とあります。(碾茶:テンチャ。抹茶は石臼でひいて粉末になりますが、碾茶とは石臼にいれる前段階のお茶のこと)これは本当にその通りで、茶道で作法、点前、道具についての話題は多いのですが抹茶そのものについて論じられることはあまりありません。私自身もそうで抹茶について多くは知りませんでした。なくてはならないものであるのに。
桑原さんは宇治にお住まいなので、京都方面の仕事の帰りに寄ったら急な訪問にもかかわらず色々お話を伺うことが出来ました。そのひとつを挙げると、お茶は苦味をおさえ、甘さを引き出すために畑で覆いをかけていますが、これがいつから始まったかというと、16世紀前半から中ごろにかけてとのこと。これを歴史上の人物に当てはめると栄西は無論、茶道の祖といわれる珠光の時代もまだ覆いが発明されていなかったので彼らは苦いお茶しか飲んでいないということになり、利休の頃になると覆いが始まっていたので甘いお茶は存在していたということになります。このころ茶道は急速に広まりましたが、苦くて薬用として飲まれていたお茶が、おいしく飲みやすい嗜好品になってきたということも大いに関係あると思われます。お茶から紐解く茶道の歴史です。
もうひとつ。抹茶の点て方も載っていて、簡単に言えば薄茶も濃茶のように二度練るという方法なのですが試したら明らかに味が変わりました。同じお茶でも甘さが増します。そしてとてもきめ細かな泡がたつのでまろやかな一服になります。これから、この点て方を習得しようと思っています。

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by tsuchiyasakutei | 2014-10-21 18:36 | 茶道

山ノ上マーケット2014

今年も昨年同様に”庭づくりかまた”の鎌田さんと”土かま作庭所”を結成し出店致します。
マーケットに来られて、休みたくなったら、涼しさが恋しくなったら林の休憩所にお越しください。
おいしいお茶とお菓子を用意してお待ちしております。
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林の休憩所の入口
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林の中  茶席に至る道

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by tsuchiyasakutei | 2014-08-15 13:07 | 茶道

こたつ茶会を終えて

多くの方に来ていただき賑わいの中での席となりました。お越し下さった方有難うございました。ただ、待ち時間が長く、退屈されたり、時間の都合でお帰りになった方もおられたようでこの点は申し訳なく思っております。
こたつを用意して抹茶を点て、喫茶形式でこれを配り、また餅を焼くという茶会は前代未聞です。茶会という言葉から連想するものとはかなり異なりますが、亭主(私)が席を持つという点で茶会といってもいいのではないでしょうか。初めての試みも多く、蓋を開けなければわからないことも多かったのですが無事に終えて、また多くの方が喜んでくださったのを見て、開催して良かったと心から思っています。
この喜びを糧に、私なりの茶席をまた開きます。茶会を開くことになぜこんなにも熱心になるのか自分でもわからない時がありますが、この喜びが大きな動機の一つであることは間違いありません。

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by tsuchiyasakutei | 2014-01-20 21:31 | 茶道

こたつ茶会

茶会とは本来閉じた場で行われるものです。これは茶室が狭いという意味ではなくて一旦茶室に入ってしまえば、外界とは縁のない空間で茶事が進行します。ここには亭主がいてお客さんもいて、たとえ親しい間柄でも雰囲気は公というか公共性のあるものです。
話し変わって自宅でこたつに入る場合。寒い季節ですからここも基本的には閉じた空間ですが、公共性はあまりありません。こたつのメンバーというものは家族か親しい友人であることが多くとても気安い雰囲気で使用されるものです。初対面や全く知らない人とこたつに入ることは稀です。
相容れない茶会とこたつですが、あえて組み合わせて「こたつ茶会」として開きます。どんな茶会になるでしょうか、いや、茶会とは言えないかもしれませんが興味のある方はどうぞお出かけください。


日時 平成26年1月12日(日)、13日(月・祝)
    11時~17時(予約不要)
場所 奈良市高畑 空櫁



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by tsuchiyasakutei | 2013-12-21 19:56 | 茶道

雨でもやってます。

前回御報告した山ノ上マーケット(8/24南山城村で開催)の準備をしています。
より充実した席になってきたのですがどうも当日は雨模様。
雨もまたよし。
多少の雨はしのげるようにしています。
しっとりとした林の中でゆっくりお茶を楽しめるような席になればいいのですが。

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by tsuchiyasakutei | 2013-08-22 21:54 | 茶道

山ノ上マーケット

南山城村で開かれる山ノ上マーケットに今年も参加します。林の休憩所と茶席を庭づくりかま田の鎌田さんと用意します。
今年は出展者数も更に増えて70。手仕事の品々、飲み物、食べ物等、楽しみが多数用意されています。
暑さに疲れたら涼しい林の休憩所へどうぞ。そして、よろしければ当席でお茶を一服召し上がってください。

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by tsuchiyasakutei | 2013-08-05 20:08 | 茶道

一人茶会

現場に到着。竹など積んでいますが今日は庭仕事ではありません。一人茶会に参加するために愛知県知立市在原寺にやってきました。

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荷を開くとこうなります。移動式軽トラ茶席です。

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準備から菓子、点前、片付けなど全てひとり。お客様を退屈させてはいけないので彼らには接待係を担当してもらいました。なかなか好評!

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当日のお客様は40人弱。「昨年来て、良かったからまた来ました。」という言葉が嬉しい。
この茶会は江戸末期に当地で活躍した八橋売茶翁(やつはしばいさおう)の心を継承しようと毎年開かれているものです。茶籠を背負い桜の下、紅葉の下で茶を振る舞い語った売茶翁。これにならって流派、形式は問わず思うままの茶席で茶を振る舞うという趣向です。今年は7人による7席が用意されました。
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by tsuchiyasakutei | 2013-04-26 21:05 | 茶道

夜咄の茶事

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先日、夜咄(よばなし)の茶事を開きました。寒い冬の夜に行う茶事のことで、冬の寒さと夜の深さを味わうものです。
灯りは和ろうそくと灯明。暗いと気持ちは落ち着きますが、どういうわけか少し緊張感が高まります。視覚が制限される一方で音に敏感になり、茶碗に湯を注ぐ音や茶筅のこすれる音が際立って、非日常的な空間を味わうことができます。ただ、暗いとは思っていたものの想像以上に暗く、お茶を点てるときに湯の量がわからなかったり、お客様も食べているものがよく見えないといったこともありました。これも夜咄の風情のうちですが、その暗さが長時間にわたるとその暗さがだんだんと体にかぶさってくるような感覚がありました。わずかな灯りで目の前はかろうじてみえるのですが、体の後ろ半分は真っ暗。この暗さが体につくような印象。やはり電気の明るさに慣れているのですね、このやや鬱陶しい感覚を振り払うために電灯をつけたいとさえ思いました。ですが、これが夜なのでしょう。闇といった方がいいのか。また、機会があればこの闇を味わいたいと思っています。
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by tsuchiyasakutei | 2013-02-15 21:57 | 茶道

奈良で庭の仕事をしています。
by tsuchiyasakutei
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