庭師の考える現代の庭、問いかけ

カテゴリ:その他( 11 )




事務所移転のお知らせ

7月末に事務所移転しましたのでお知らせいたします。

移転先
〒631-0803 奈良県奈良市山陵町649−2
Tel 0742ー81ー4362
Fax 0742ー81ー4702
Mail u-tutiya@rmail.plala.or.jp (変更なし)

同じ奈良市内で以前同様仕事を続けております。
今後ともよろしくお願い致します。




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by tsuchiyasakutei | 2015-08-17 19:44 | その他

西澤さん

古川庭樹園の専務さんの縁で武部正俊さんの主催するガーデニング研究会に時々参加しています。先日は庭づくりかま田の鎌田成人さんから建築家の西澤文隆さんの紹介がありました。西澤さんは建築だけでなく庭園にも並々ならぬエネルギーをそそがれた方で、建築と庭を知るために実測をライフワークのようにされていました。
御自身で体を動かして実測していると「私は対象と全く一つになって、かつて庭師たちが体で石を据え、木を植えていったように、大工が木材の細やかな質と対しながら木を刻んでいったように、全く愛情の海に浸り込むと共に、その庭師や大工たちに手取り足取りして体で教え込んでもらっているような心情の中に浸り込んでしまうのだ」(建築NOTE西澤文隆伝統の合理主義より抜粋)。実測といっても寸法をとって図面に仕上げるといったことだけではなく、一つ一つの造作の工夫、理由などを解き明かしていくような行為です。ここまでつくり手側に寄り添った見方をされる方はそういません。この言葉は実際にものを作っている者の心に深く響きます。
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by tsuchiyasakutei | 2013-07-11 08:10 | その他

粽・ちまき

定期的に和菓子を食べる同好の集まりを昨年から始めています。
「橘樹の会」(たちばなのかい)という立派な名前もついて内容も充実しつつあります。
前回のテーマは粽でした。粽もたくさんありますが、有名どころとして一度は食べてみようと京都の川端道喜の粽を用意しました。桃山時代に初代道喜が禁中に献上したという由緒正しき葛製の粽です。そもそも粽とは何ぞやということを追求するのも会の目的で今回は由来が二つでました。一つは川端道喜の由来記で中国の戦国時代、志半ばで入水した楚の詩人屈原を憐れみ、米を水辺の草で包み水中に投じて供養した。これが次第に厄除けとして知られるようになった・・・というもの。もう一つは備後国風土記で須佐之男命(スサノヲノミコト)が貧しい蘇民将来の兄に一夜の宿を借り、これに報いるために疫よけのため「茅の輪をもちて腰の上に着けしめよ」という詔を与え蘇民将来を守ったという由来。茅とはチガヤでありチマキのチでもあります。これは橘木の会のY先生からの紹介。
個人的には蘇民将来の話の方がなにか楽しく、しっくりくるように思いました。チガヤといえば、たちの悪い雑草としか見ていなかったのですが見る目が変わります。和菓子文化は面白い。時々紹介致します。
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by tsuchiyasakutei | 2013-06-20 20:14 | その他

和歌

待ち待ちて ことし咲きけり 桃の花 白と聞きつつ 花は紅なり
太宰治
自分にとって和歌は遠いものであり、あこがれでもあります。
これは連休中に実家に帰って鎌倉観光をしていたときに「鎌倉文学館」で見つけたものです。
植木屋としては見過ごすことのできない歌でしたのでちょっと紹介。

もうひとつ
大海の 磯もとどろに よする波 われてくだけて さけて散るらん
源実朝

言葉の妙とでもいうのでしょうか。やっぱりあこがれです。

連休中の鎌倉の海はとても穏やかでした。
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by tsuchiyasakutei | 2013-05-18 22:30 | その他

芽がでるか?

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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これはおせち料理のクワイの煮物です。「芽がでる!」とめでたい縁起をかついでおせち料理によく出てきます。好物なので今年もたくさん食べました。

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これは「クヌギの芽吹き」。さるお宅でこのクヌギが大きくなり過ぎて、剪定ではどうも周囲との調子がとれないため思い切って昨年春に根元から伐採しました。その切り株から芽が出てきて秋の紅葉時分に撮った写真です。新たに芽が出てくると思ってはいましたが、これほどきれいに元気にでてくるとは嬉しい誤算です。これは萌芽更新といって薪炭の材料確保に昔から行われていた手法でもあります。
さて私。「芽がでる」クワイをたくさん食べて、「クヌギの芽吹き」も目の当たりにして、さあ私自身はいったいいつになったら芽が出るのでしょうか・・・。
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by tsuchiyasakutei | 2013-01-06 22:10 | その他

森の駐車場

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先月、信州の小布施町に行ってきました。栗の名産地で栗菓子を扱う老舗のお菓子屋さんが幾つかあり、そこをまわるのがとても楽しくぶらぶらしていたら「森の駐車場」なるところに行きあいました。町営の無料駐車場です。駐車場といえばたいていは、限られたスペースにいかにたくさんの車を停めるか!的雰囲気を感じますし、まぁこちらも車が停められさえすればよしとすることが多いものです。ですがここは違っていました。大きな緑地帯をいくつもとって、そこに本格的な植栽を施しています。レイアウトや路面も工夫してあり「森の駐車場」の名前の通りの素敵な駐車場になっていました。
小布施ではこの駐車場ばかりでなく、町並みや景観にいい具合に気が配られていて、とても印象が良かったので帰ってから調べたら、町づくりのコンセプトに
「住人が楽しく快適に住むことのできる環境をつくっていく。その結果として観光客が来る。最初から観光目的ではいいものは出来ない」
というものがありました。まったく同感です。また訪ねようと思っています。

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栗林です。背丈が低く抑えられています。収穫を考えれば当たり前ではありますが、手入れの行き届いた栗林は町の生業に説得力も与えますし、いい景色にもなっていました。
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by tsuchiyasakutei | 2012-12-15 20:41 | その他

最近感動したこと

昔テレビで岡本太郎を見たことがあり、その言動のべらぼうぶりに感心したことがあります。確かタモリの番組でタモリが岡本太郎を持て余すというか、感心してしまって岡本太郎の番組になっていました。すごい人だと思ってはいたものの、作品は太陽の塔以外は今ひとつピンとくることがなかったのです。
それが先日、滋賀県信楽町にあるMIHO MUSEUMの土偶展を見に行ったときに、思いがけず太郎の「若い夢」という作品を身近に見て、しびれました。「やっぱり岡本太郎はすごい!」と。
彼はそれまであまり評価されていなかった縄文時代の造形物を芸術として再発見した人です。
どうも説明しにくいのですが一言で言えば力強さでしょうか。厚み、曲面、形などどれもが力に満ち満ちているのです。これだけの物を作るってどういうことなのか?どういう人が、どうやってこれをつくるのだろうかと。
土偶もすばらしく、とても充実した内容でしたが私には氏の作品が強く残っています。ちなみに、会期末の10日間ほどは土偶の国宝4点が勢揃いするそうです。またと無い機会ですので興味のある方は是非お出かけください。

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by tsuchiyasakutei | 2012-11-10 21:37 | その他

山ノ上マーケットその3

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真夏の一日限りのマーケットが今年も盛況に開催されました。苔玉小道は今年初めての参加で、どれだけの方が来て下さるか見当がつきませんでしたが、関係者の呼びかけもあって多くの方が訪れて下さいました!そして、皆さんがこの林の涼気を喜んでいる様子を見て、我々も本当に嬉しかった!!努力した甲斐がありました。山のおかげ、皆さんのおかげです。有難うございました。
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by tsuchiyasakutei | 2011-08-21 22:45 | その他

山ノ上マーケットその2

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苔玉休憩所改め、苔玉小道の準備が整いました。会場の東北に入口があり、少し入るとそこは別世界です。林の中は意外なほど広く、見通しがききます。そして涼しい。林の冷気に包まれると何故か気が落ち着きます。今回製作した道を少し歩くと更に視界が開けて、そこには椅子を用意しました。林の中でゆっくりお休み下さい。
なお、苔玉小道は庭づくりかま田と土屋作庭所の臨時ユニット、土かま作庭所が製作致しました。

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by tsuchiyasakutei | 2011-08-05 21:04 | その他

山ノ上マーケット

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京都南山城村で一日限りで開催されるイベント。H23年8月6日。手づくりの品々と出合う真夏の一日に涼感あふれる休憩所を提供させていただくことになりました。会場に隣接する杉林を整備して山ならではの自然の冷気を感じていただける憩いの場を用意します。
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お迎えは苔玉が担当。そう、ここは苔玉休憩所。どうぞ、涼みにいらして下さい。
なお、苔玉休憩所は庭づくりかま田と土屋作庭所の臨時ユニット、土かま作庭所が担当します。
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by tsuchiyasakutei | 2011-07-06 21:46 | その他

奈良で庭の仕事をしています。
by tsuchiyasakutei
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